夜職の確定申告で還付金はいくら戻る? 年収別に計算しました

最終更新 2026年8月9日 / 出典は国税庁タックスアンサー

「還付金いくら」と検索する人が多いので、実際に計算してみます。結論を先に言うと、年収が低い人ほど大きく戻り、高い人は逆に納めることになります

計算のしくみ

戻る額は、引き算1本で決まります。

引かれた源泉徴収 − 本当の所得税額 = 戻る額

プラスなら還付、マイナスなら納付です。

源泉徴収は「とりあえず概算で先に取っておく」ものなので、経費や控除がまったく考慮されていません。だから、経費が多い人ほど取られすぎになります。

年収別に計算してみます

条件をそろえます。1店舗に専属(家内労働者等の特例65万円を適用)、社会保険料などの控除が年40万円、給与収入なし。令和7年分の基礎控除で計算します。

年収引かれた源泉本当の税額差引
240万円58,704円23,993円34,711円 戻る
360万円181,224円85,253円95,971円 戻る
480万円303,744円213,899円89,845円 戻る
600万円426,264円445,666円19,402円 納める
900万円732,564円1,081,341円348,777円 納める

「申告すれば必ず戻る」とは限りません。年収が上がるほど税率が上がるので、どこかで逆転します。ここを書かずに「還付されます」とだけ言うサイトは信用しないでください。

あなたの場合の戻る額を左右するもの

① 経費をいくら積めたか

経費が10万円増えると、所得が10万円減ります。税率10%の段にいる人なら10,210円、20%の段なら20,420円だけ税額が減ります(復興特別所得税込み)。その分だけ戻る額が増えます。

② 特例が使えるか

レシートが少なくても、1店舗専属なら65万円まで経費として認められる可能性があります。実額が20万円しかない人なら、これだけで45万円分の差になります。

③ 社会保険料などの控除

国民健康保険料、国民年金、生命保険料。払ったものは全部控除になります。領収書や控除証明書を集めておいてください。

④ 源泉徴収の計算が正しいか

控除額は「5,000円 × 計算期間の日数」で、この日数は営業日数ではなく全日数です。お店が出勤日数で計算していると、多めに引かれていることがあります。月75万円の報酬で、31日と25日では月3,063円、年で36,756円の差になります。

戻ってきたお金は、いつ振り込まれるか

e-Taxで申告した場合はおおむね3週間程度、紙で提出した場合は1か月から1か月半程度が目安とされています。指定した口座に振り込まれます。

出典:国税庁タックスアンサー No.2807No.1199 基礎控除No.2260 所得税の税率No.1810(令和7年4月1日現在法令等)。表の金額は、月額を12か月ぶんに均し、各月の全日数で源泉徴収を計算した試算です。

引かれた額と、戻る見込みを自分で持つ

ヨルタスは、夜職で働く人のための確定申告アプリです。お店からもらった額を月ごとに入れるだけで、引かれた源泉徴収と戻ってくる見込みを計算します。経費はお客さまと紐づけて記録できるので、「誰のため」が残ります。記録は端末の中だけに保存され、どこにも送信しません。

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