SHUTTEN-CHO GUIDE

ハンドメイド作家のマルシェ出店と確定申告【ネット販売との違い・対面ならではの経費】

マルシェ・クラフトフェア・委託販売をするハンドメイド作家向け | 更新: 2026-07-21 | 根拠は国税庁タックスアンサー(No.1900・No.1199)に基づいています

ネットも対面も、税務上は「ひとつのハンドメイド事業」。合算して申告。対面ならではの経費を漏らさないのがコツです。

30秒で結論

ネット販売との違いは「税金」ではなく「記録」

ネット販売の解説記事はたくさんありますが、対面出店について書かれたものはほとんどありません。実は税金のルール自体は同じです。違うのは実務です:

ネット販売(minne等)マルシェ・対面出店
売上の記録販売履歴が自動で残る自分で記録しないと何も残らない(現金商売)
手数料販売手数料が明細で分かる出店料・委託手数料など形が多様
経費の種類材料費・梱包・送料が中心+出店料・移動費・駐車場・テント/什器・つり銭準備
つまり対面出店で大事なのは、「その日いくら売れたか」をその場で残す仕組みを持つこと。これさえあれば、あとはネット販売と同じです。

いくらから申告が必要?

⚠️ 社会保険の扶養(いわゆる130万円の壁など)は税金と別の制度です。健康保険の扶養基準は加入先の組合によって異なるので、そちらは組合の基準を確認してください。

対面出店ならではの経費リスト

在庫(売れ残り)の扱いだけ注意

その年の経費にできる材料費は、原則売れた作品の分です。年末に残っている作品や材料は「棚卸資産」として数えておき、収支内訳書の期首・期末棚卸高の欄に書きます。年末に在庫の写真を撮って数を記録しておくと、翌年の申告が楽になります。

委託販売の手数料は「総額」で

マルシェの委託ブースや雑貨店への委託販売では、売上から手数料が引かれて入金されます。このとき売れた金額の総額を売上に、手数料は経費に分けて記帳するのが原則です。手取り額だけを売上にすると、お店の精算書と帳簿が合わなくなります。

マルシェごとの「手取り」を見えるように

出店帳は、ハンドメイド作家の対面販売のための帳簿アプリです。出店日は作品の写真タイルをタップするだけで販売数を記録。出店料や移動費もイベントに紐づくので、「このマルシェ、出店料を引いていくら残った?」が一目で分かります。年末には収支内訳書のドラフトも自動でできます。

出店帳を無料で使ってみる(Web版)

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