SHUTTEN-CHO GUIDE
ネットも対面も、税務上は「ひとつのハンドメイド事業」。合算して申告。対面ならではの経費を漏らさないのがコツです。
ネット販売の解説記事はたくさんありますが、対面出店について書かれたものはほとんどありません。実は税金のルール自体は同じです。違うのは実務です:
| ネット販売(minne等) | マルシェ・対面出店 | |
|---|---|---|
| 売上の記録 | 販売履歴が自動で残る | 自分で記録しないと何も残らない(現金商売) |
| 手数料 | 販売手数料が明細で分かる | 出店料・委託手数料など形が多様 |
| 経費の種類 | 材料費・梱包・送料が中心 | +出店料・移動費・駐車場・テント/什器・つり銭準備 |
⚠️ 社会保険の扶養(いわゆる130万円の壁など)は税金と別の制度です。健康保険の扶養基準は加入先の組合によって異なるので、そちらは組合の基準を確認してください。
その年の経費にできる材料費は、原則売れた作品の分です。年末に残っている作品や材料は「棚卸資産」として数えておき、収支内訳書の期首・期末棚卸高の欄に書きます。年末に在庫の写真を撮って数を記録しておくと、翌年の申告が楽になります。
マルシェの委託ブースや雑貨店への委託販売では、売上から手数料が引かれて入金されます。このとき売れた金額の総額を売上に、手数料は経費に分けて記帳するのが原則です。手取り額だけを売上にすると、お店の精算書と帳簿が合わなくなります。
出店帳は、ハンドメイド作家の対面販売のための帳簿アプリです。出店日は作品の写真タイルをタップするだけで販売数を記録。出店料や移動費もイベントに紐づくので、「このマルシェ、出店料を引いていくら残った?」が一目で分かります。年末には収支内訳書のドラフトも自動でできます。
出店帳を無料で使ってみる(Web版)登録不要・データは端末内保存 | iPhone版はApp Store審査中(近日公開)