NOUKA-CHO GUIDE
白色申告の農家に複式簿記は不要です。国税庁は「日々の合計金額のみをまとめて記載するなど、簡易な方法で記載してもよい」と明示しています。一方で、事業所得(農業所得を含む)のある方は収入の大小にかかわらず記帳と帳簿の保存が必要です。
出典: 国税庁タックスアンサーNo.2080 白色申告者の記帳・帳簿等保存制度
| 記録するもの | 内容 | ポイント |
|---|---|---|
| ① 売上 | 取引の日付・出荷先(JA・直売所など)・金額 | 日々の合計でOK。出荷先別・作物別に分けておくと収支内訳書への転記が一気に楽になる |
| ② 家事消費 | 自分の家で食べた農産物の数量×出荷価格 | 忘れやすいので収穫のたびに記録(計算例はこちら) |
| ③ 経費 | 日付・支払先・金額・科目 | 科目は収支内訳書(農業所得用)の科目に合わせる(早見表) |
| 保存するもの | 期間 |
|---|---|
| 収入金額・必要経費を記載した帳簿(法定帳簿) | 7年 |
| それ以外の帳簿(任意帳簿) | 5年 |
| 請求書・領収書・納品書など | 5年 |
レシートは月ごとに封筒へ入れるだけでも保存になります。写真で残す場合も紙の原本は期間内保管が無難です。
家族への給料は経費にできませんが、代わりに専従者控除があります。
収支内訳書では⑯欄。詳しくは「収支内訳書(農業所得用)の書き方」で解説しています。
| 手段 | 向いている人 | 弱点 |
|---|---|---|
| 手書きノート | 取引が月数件 | 年末の集計・科目分けを全部自分でやる |
| エクセル(無料テンプレ配布中) | パソコンに慣れている | スマホからの入力がつらい・レシート転記が手作業 |
| アプリ(農家帳) | スマホで済ませたい | —(下記) |
Web版はブラウザですぐ試せます。iOSアプリは近日公開。