REBOOT GUIDE

iPhoneでアダルトサイトを自分用にブロックする設定

更新: 2026-09-12 | iPhoneの標準機能(スクリーンタイム)だけで設定できます。メニュー名はAppleのiPhoneユーザガイド(iOS 26)で確認したものです。iOSのバージョンによって表記が異なる場合があります

今日やるのは、設定アプリで10分の作業と、4桁の数字を一人に預けること。この二つで「夜になんとなく開く」経路の大半は塞がります。保護者向けの解説ではなく、大人が自分の夜を縛るための手順です。

先に結論

手順A:成人向けWebサイトを制限する

  1. 設定アプリ →「スクリーンタイム」を開く
  2. 「コンテンツとプライバシーの制限」をタップし、「コンテンツとプライバシーの制限」をオンにする
  3. 「App Store、メディア、Web、およびゲーム」「Webコンテンツ」をタップ
  4. 「成人向けWebサイトを制限」を選ぶ
  5. 同じ画面の「常に許可しない」にある「Webサイトを追加」で、自分がよく行くサイトのURLを入力する

手順5が要です。Appleの判定はすべてのサイトを網羅していません。自分の履歴に出てくる入口を自分で足して初めて、自分用のブロックになります。思い出すのが嫌な作業ですが、一度だけです。

上のメニュー名はAppleのユーザガイド「iPhoneでアプリ、アプリのダウンロード、Webサイト、購入をブロックする」(iOS 26)に沿っています。古いiOSでは項目の名前や階層が異なることがあります。その場合は設定アプリの検索欄に「Webコンテンツ」と入れると見つかります。

手順B:パスコードは自分で決めない

ここまでの設定は、スクリーンタイムのパスコードを知っていれば10秒で外せます。衝動の瞬間の自分は、必ず外します。だから鍵は自分で持たない。

  1. 設定 →「スクリーンタイム」→ 下にスクロールして「スクリーンタイム設定をロック」をタップ
  2. 4桁のパスコードを信頼できる人に決めて入力してもらう(確認のためもう一度。自分は画面を見ない)
  3. 続けて「スクリーンタイムパスコードの復旧」の案内が出たら、設定しない
復旧を設定しない理由。Appleのガイドには、復旧を設定すると「万一パスコードを忘れてしまった場合に、Apple Accountを使用してスクリーンタイムパスコードをリセットできます」とあります。便利な機能ですが、自分用のブロックでは、自分で復旧できる状態そのものが抜け道です。

預ける相手は、パートナー・家族・友人など「解除したい」と連絡するのに少し気が重い人が向いています。その気の重さが冷却時間になります。頼める人がいない場合は、紙に適当な4桁を書いて封筒に入れ、設定時だけ見てその場で封をする方法もあります。開けるまでの手間が、そのまま冷却時間です。

手順C:DNSフィルタを重ねる

スクリーンタイムとは別の層として、通信の名前解決(DNS)の段階でアダルトサイトを止める方法があります。Cloudflareの「1.1.1.1 for Families」は、1.1.1.3 と 1.0.0.3 を指定するとマルウェアと成人向けコンテンツをブロックします(Cloudflare公式ドキュメントで確認)。

  1. 設定 →「Wi-Fi」→ 接続中のネットワークの「i」→「DNSを構成」→「手動」
  2. 「サーバを追加」で 1.1.1.31.0.0.3 を入れて保存

注意点が二つ。Cloudflareのドキュメントによると、手動設定は今つないでいるWi-Fiにだけ効き、モバイル回線には効きません。全回線で使うには同社の1.1.1.1アプリを使う方法が案内されています。もう一つ、DNS設定はスクリーンタイムのパスコードでは守られないので、自分でいつでも戻せます。つまりDNSは「うっかり開く」を減らす層であって、鍵ではありません。鍵は手順Bです。

それでも抜けてしまう理由

設定を終えた人が1週間後に転ぶ経路は、だいたい決まっています。

抜け道なぜ止まらないか対策
SNS・動画アプリの中Webサイトの制限は「サイト」を止める仕組み。アプリ内の投稿や動画は別物危ないアカウントをミュート。夜の時間帯にアプリの使用時間制限をかける
検索結果の画像判定に入っていないサイトや画像検索は通る手順Aの「常に許可しない」に検索経由でたどり着いた先を足す
設定を戻すパスコードを自分が知っている、または復旧を設定してある手順B。鍵を手放す
別の端末iPhoneだけ縛っても、PCやタブレットが無防備同じDNS設定をルーターか各端末に。それが無理なら、その端末を寝室に持ち込まない
抜け道を探すこと自体衝動の瞬間は「探す」が仕事になる。探せば見つかる探し始めた時点で15分タイマー。手数が増えた分だけ波が引く時間が稼げる

大事なのは、抜け道があるからブロックは無意味、ではないことです。ブロックの仕事は「開くまでに手間がかかる状態」を作ること。衝動は波で、手間の分だけ引く時間を稼げます。抜けてしまった日は、意志の敗北ではなく設定の穴が見つかった日です。その穴を一つ塞いで、記録に残す。転んだ日の扱いは失敗した日の立て直し方にまとめました。

ブロックだけでは続かない

入口を塞ぐと、最初の1〜2週間は楽になります。ただ、「やめられている実感」がないと、3週目あたりで見届け人に解除を頼みたくなる日が来ます。そこで効くのが日数と衝動の記録です。90日でどの時期に何が起きやすいかはリブート90日の経過に週ごとに書きました。

設定の先を1つのアプリにした道具

リブートは、この記事の設定を終えた人が続けるためのiPhoneアプリです。1日1話の90日プログラム、朝1タップの誓約、夜30秒のチェックイン、衝動が来た時刻の記録、週1回のAIレポート。Pro機能として、主要なアダルトサイト100件以上を遮断するSafariコンテンツブロッカーも入っています(Safariのみ・他のブラウザやアプリ内ブラウザには効きません。Proを解約すると自動でオフになります)。アカウント不要、記録は端末の中だけ。1〜7日目は無料です。

App Storeでリブートを見る

iPhone向け | 8日目以降・AIレポート・ブロッカーはPro(週¥400/年¥2,900・年額は3日無料)

参考(2026-09-12 確認)

生活や仕事に支障が出ていて自分では止められないと感じる場合は、各都道府県・政令指定都市の精神保健福祉センター(一覧)が相談窓口です。